農業経営のコンサルティング
日ごろのモヤモヤ、現場のこと、数字のこと、ヒトのこと・・・。経営全般にわたるお悩みはありませんか?
農業のプロフェッショナルとしてさらに発展するためには、経営の基礎作りが大切です。
農業には経営がない?
『農業を経営的な観点から考える』このことはそれほど以前から言われていたものではありません。
農業は国の食糧生産を担う存在として、悠久の昔から国家の管理下にありました。農家は生産だけを義務付けられ、農産物をどこに幾らで販売するか、 ましてやその原価は幾らなのかを考える環境にはなかったのです。
しかし平成11年に施行された「食料・農業・農村基本法」により、農業のありかたは根本的に変わりました。
それまで国の政策は農業従事者の所得確保が大きな政策目標でした。
しかし、これ以降『所得確保は農家自身の問題である』つまり、農家は経営者として自立するべきだということを宣言したのです。
農業にどうやって経営を導入するか
経営を身につけるために必要なこととは、どのようなものでしょうか。 思いつくだけでも「計数管理により経営数値をシビアに管理しているか」、「経営を戦略的に考え、長期的な視野を持って経営を行っているか」、 「品目毎の売上と原価は管理できているか」、「農作業を効率化するために、工程管理や5S活動を行っているか」、「従業員を雇用した場合の労務管理や処遇規定などはあるか」、 「設備投資も含め投資計画や資金計画はできているか」、そして経営者自身に関しても「経営者としての資質を高めるための教養を身につけ、 常に高い品性とモチベーションを維持できる経営者であるか」などと言った課題が浮かびます。
これらをいちどきに、全てを身につけることは困難です。しかし、少なくともそのことの必要性を良く理解し、 努力を重ねているかが農業経営の行く末を決定していきます。
私たちの農業経営コンサルティングは、日々これらの支援活動をすることにあります。